AWS CLIによるコピーコマンドの進捗ログ

AWS CLIでS3へコピー(aws s3 cp)するとき、デフォルトでは進捗が表示される。

$ aws s3 cp s3://bucket-name/path/to/file .
Completed 22.0 MiB/45.5 MiB (7.1 MiB/s) with 1 file(s) remaining

aws s3 syncコマンドの場合も同様。

CIで進捗ログが邪魔

CIでS3へコピーするときに進捗ログが邪魔になる。

Completed 12.1 MiB/45.5 MiB (7.1 MiB/s) with 1 file(s) remaining
Completed 12.2 MiB/45.5 MiB (7.1 MiB/s) with 1 file(s) remaining
Completed 12.4 MiB/45.5 MiB (7.2 MiB/s) with 1 file(s) remaining
Completed 12.5 MiB/45.5 MiB (7.2 MiB/s) with 1 file(s) remaining
Completed 12.8 MiB/45.5 MiB (7.2 MiB/s) with 1 file(s) remaining
Completed 13.2 MiB/45.5 MiB (7.2 MiB/s) with 1 file(s) remaining
...

上記のようなログが並ぶようになり、CIのログが見づらくなる。

進捗ログを表示しない(–no-progressオプション)

aws s3 cpコマンド、aws s3 syncコマンドで進捗を表示しないようにするには--no-progressオプションをつける。

$ aws s3 cp s3://bucket-name/path/to/file . --no-progress

--no-progressオプションをつけるとCIのログが見やすくなる。

–only-show-errorsオプションでも進捗は消える

--only-show-errorsオプションをつけるとエラー以外のログは表示されなくなる。
結果として進捗ログも表示されなくなる。

$ aws s3 cp s3://bucket-name/path/to/file . --only-show-errors

–quietオプションでも進捗は消える

--quietオプションをつけると全てのログが表示されなくなる。
そのため進捗ログも表示されなくなる。

$ aws s3 cp s3://bucket-name/path/to/file . --quiet