ロケールの設定

現在の設定の確認(localectl status)

localectl statusコマンドで現在の設定を確認する。

$ localectl status
   System Locale: LANG=C.UTF-8
       VC Keymap: n/a
      X11 Layout: us
       X11 Model: pc105

上記ではLANGがC.UTF-8になっているので日本語のロケールが設定されていない。

ロケールを変更する(localectl set-locale)

localectl set-localeでOSのロケールを設定する。

$ sudo localectl set-locale LANG=ロケール

例えばja_JP.UTF-8に設定する場合は以下のようになる。

$ sudo localectl set-locale LANG=ja_JP.UTF-8

再度localectl statusコマンドで確認するとLANGja_JP.UTF-8になっている。

$ localectl status
   System Locale: LANG=ja_JP.UTF-8
       VC Keymap: n/a
      X11 Layout: us
       X11 Model: pc105

日本語ロケールにできない場合の対処

利用できるロケールの確認

OSによっては日本語用のロケールがインストールされていない場合がある。 まずは利用できるロケールを確認する。

$ localectl list-locales
C.UTF-8
en_US.UTF-8

たくさんある場合はgrepで絞り込む。

$ localectl list-locales | grep ja

jaのロケールが無い場合はインストールが必要となる。

日本語ロケールのインストール

Ubuntuの場合は以下のコマンドでインストールできる。

$ sudo apt install language-pack-ja

CentOSやAmazon Linuxの場合は以下のコマンドでインストールできる。

$ sudo yum install langpacks-ja

再度localectl list-localesコマンドで確認するとja_JP.UTF-8が表示される。

$ localectl list-locales | grep ja
ja_JP.UTF-8