miseが正しく動作しているか確認したい
mise useやmise installを実行したのに意図したバージョンが使われない、といった場合、miseの設定やPATHの状態を1つずつ確認するのは手間がかかる。mise doctorを実行すると、miseの動作状況をまとめて確認でき、問題があれば警告として教えてくれる。
mise doctor の基本
mise doctorを実行すると、miseのバージョンや有効化の状態、読み込まれている設定ファイル、PATHに追加されているディレクトリなど、miseに関する情報がまとまって出力される。
$ mise doctor
version: 2026.7.4 macos-arm64 (2026-07-09)
activated: yes
shims_on_path: no
...(中略)...
config_files:
~/.config/mise/config.toml
/path/to/project/mise.toml
出力は多岐にわたるが、特にconfig_files(読み込まれている設定ファイル)やdirs(miseが使うディレクトリ)は、意図しない設定が読み込まれていないかを確認する際に役立つ。
問題がなければ最後に「No problems found」と表示される
mise doctorは出力の最後に、検出した警告や問題をまとめて表示する。特に問題がなければ以下のように表示される。
No problems found
問題があると具体的な内容が表示される
mise.tomlにツールが記述されているのに、まだインストールされていない場合、mise doctorはそれを問題として検出する。
$ mise doctor
...(中略)...
1 problem found:
1. tool aqua:jqlang/jq@1.7.1 is not installed, install with `mise install`
問題の内容とあわせて、対処に使うコマンド(この場合はmise install)まで表示されるため、次に何をすればよいか分かりやすい。
PATHの並び順に関する警告
mise doctorは問題だけでなく、動作に影響しうる警告も表示する。たとえば、miseが管理するツールのパスより前に、別の場所にインストールされた同名のツールのパスがPATHに含まれている場合、以下のような警告が表示される。
1 warning found:
1. mise tool paths are not first in PATH. These paths take precedence:
/opt/homebrew/bin
This may cause system-installed tools to be used instead of mise-managed versions.
Ensure `mise activate` runs after other PATH modifications in your shell rc file.
この警告が出ている場合、シェルの設定ファイルでmise activateを他のPATH変更より後に実行するよう見直すと解消できる。
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