openはmacOS標準搭載のコマンドで、Finderでアイコンをダブルクリックしたときと同じ動作をターミナルから行える。オプションなしでの基本的な使い方を解説する。
ファイルを開く
引数にファイルを指定すると、LaunchServicesが判定したデフォルトアプリケーションでファイルを開く。
$ open a.txt
.txtファイルであれば、多くの場合TextEditが起動してa.txtが開かれる。ただしこれは初期設定でのデフォルトアプリであり、Windowsのファイルの関連付けと同様、拡張子ごとの設定に依存する。Finderで対象ファイルを選択して「情報を見る」(command + I)を開き、「このアプリケーションで開く」でアプリを選んで「すべてを変更…」を押すと、.txt拡張子全体のデフォルトアプリを変更できる。TextEdit以外に変更している場合、openもそのアプリでファイルを開く。
複数ファイルを同時に開く
複数のファイルを引数に並べると、それぞれ別ウィンドウ(別ドキュメント)として同時に開かれる。
$ open a.txt b.txt
TextEditの場合、a.txtとb.txtがそれぞれ独立したドキュメントとして開く。ワイルドカードで拡張子を指定した一括指定も可能である。
$ open *.txt
ディレクトリを開く
引数にディレクトリを指定すると、Finderでそのディレクトリが開く。
$ open .
カレントディレクトリをFinderで開ける。
パスの解決
引数のパスは、シェルやターミナルのカレントディレクトリを基準に相対パスとして解決される。絶対パスも指定できる。
$ open ./img/thumbnail.png
$ open /Applications/
参考
open command - Open a file, folder or URL\第一線のプログラマーの行動原理を学べる!/
