-Fは、前回終了時のウィンドウ状態を復元せず、アプリケーションをまっさらな状態で起動するオプションである。

参考: 【open】コマンドでファイル・ディレクトリを開く

-Fでウィンドウを復元せず起動する

macOSのアプリケーションは、終了時に開いていたウィンドウの状態を保存し、次回起動時に復元する「再開」機能を持つものが多い。-Fを付けて起動すると、この復元をスキップする。

$ open -F -a TextEdit

manページ上は、保存された永続的な状態(前回開いていたウィンドウなど)が失われる一方、「名称未設定」の未保存ドキュメントだけは例外的に残る、と説明されている。

復元の可否はアプリ・システム設定に依存する

ウィンドウ復元の挙動は、対象アプリケーション自身の実装や、「システム設定 > デスクトップとDock」の「アプリケーション終了時にウィンドウを閉じる」設定にも左右される。この設定がオンの環境では、-Fの有無に関わらずウィンドウは復元されない。-Fを使う前に、対象アプリが実際にウィンドウ復元をサポートしているかを確認しておくとよい。

用途

前回のセッション状態を引きずらずにアプリをまっさらな状態で立ち上げたいとき、たとえば自動化スクリプトやCI環境でアプリを起動する場合に有用である。

参考

open command - Open a file, folder or URL