TF_LOG変数

terraformコマンドで問題が起きたときに表示されるエラーメッセージでは情報が足りず、何が起きているのか分からないときがある。

そのようなときはTF_LOG変数でデバッグレベルを指定すると各レベルに応じて出力が増える。

TF_LOGで指定できるデバッグレベルは以下の通り。

  • TRACE
  • DEBUG
  • INFO
  • WARN
  • ERROR

TF_LOGを指定してデバッグレベルの情報を得る

以下のようにexportする。

$ export TF_LOG=DEBUG
$ terraform plan

環境変数を汚したくない場合はコマンドに付加して指定する。

$ TF_LOG=DEBUG terraform plan

providerだけデバッグレベルを変更する

providerのログだけ出力する

TF_LOG_PROVIDER変数を指定するとproviderだけデバッグログを出力できる。

$ TF_LOG_PROVIDER=DEBUG terraform plan

AWS providerのログだけ出力する

複数のproviderを使用しているときにAWS providerだけデバッグログを出力したい場合はTF_LOG_PROVIDER_AWSを指定する。

$ TF_LOG_PROVIDER_AWS=DEBUG terraform plan

provider以外のログを出力する

上記とは逆にprovider「以外」のログを出力したい場合はTF_LOG_COREを指定する。

$ TF_LOG_CORE=DEBUG terraform plan