準備: codeコマンドのインストール

VSCodeを起動するためのcodeコマンドを使用するには、以下の手順に従ってインストールする。

  1. VSCodeを起動する
  2. Ctrl + Shift + Pを押してコマンドパレットを開く
  3. Shell Command: Install 'code' command in PATHを選択する

これで、codeコマンドを使用できるようになる。

codeコマンドのインストール

VSCodeをコマンドで起動する方法

VSCodeをコマンドで起動するにはターミナルでコマンドcodeを実行する。

$ code

VSCodeでファイルを開く方法

codeコマンドでファイルパスを指定すると特定のファイルを開く。

code [ファイルパス]

たとえば、code index.htmlと入力すると、現在のディレクトリにあるindex.htmlファイルをVSCodeで開く。

VSCodeでディレクトリを開く方法

ファイルだけでなくディレクトリもVSCodeで開ける。

code [ディレクトリパス]

上記コマンドでは、指定したディレクトリをVSCodeで開く。
たとえば、code ~/Documentsと入力すると、DocumentsディレクトリをVSCodeで開く。

新規ウインドウで起動する

VSCodeを新規ウィンドウで起動するには、以下のコマンドを使用します。

$ code -n

このコマンドを使用すると新しいウィンドウでVSCodeを開始する。

引数にファイルやディレクトリを指定することも可能。

ファイルの指定位置(行、列)にカーソルを合わせて開く(-gオプション)

以下のように-gオプションを指定してコロン区切りで行番号、列番号を指定すると、ファイルの指定位置にカーソルを合わせて開く。

$ code -g [ファイルパス]:[行番号]:[列番号]

たとえば、code -g index.html:10:5 と入力すると、index.html ファイルの10行目、5列目にカーソルを合わせて開きます。

列番号を省略した場合は指定行の行先頭にカーソルを合わせて開く。