diffを見る方法
VS Codeでdiffを見るには、次の手順に従う。
VS Codeで比較したい2つのファイルを開く
左側に表示されているファイルを右クリックし、「Select for Compare」(日本語の場合は「比較対象の選択」)を選択する
右側に表示されているファイルを右クリックし、「Compare with Selected」(日本語の場合は「選択項目と比較」)を選択する
VSCodeのエディタにdiffが表示される。
差分のインライン表示
差分をインライン表示でも確認できる。
右上の…メニューから「インラインビュー」(英語の場合はInline View)を選択すると差分がインライン表示される。
インライン表示すると以下のように差分が表示される。
codeコマンドでdiffを見る
codeコマンドで-dオプションを指定するとターミナルから直接VSCodeでdiffを確認できる。
以下のように入力する。
$ code -d file1 file2
codeコマンドについては以下を参照。
Local History(タイムライン)
VSCodeではVSCodeで編集した内容を確認できる。
編集内容の保存を有効にするにはまず設定から「Local History: Enabled」を有効にする。
「Local History: Enabled」を有効にすると、エクスプローラーの下の「タイムライン」から編集履歴を確認できる。
Gitの差分
VSCodeはデフォルトでGitの差分を表示する機能がある。
画面左の「ソース管理」をクリックすると左ペインに「ステージされている変更(add済みの変更)」と
「変更(addしていない変更)」が一覧される。
その中のファイルを選択すると右ペインに差分が表示される。
差分表示では「→」をクリックすると差分を戻せる。
「→」をクリックしただけではファイルが保存されていないので注意。
diffに関する便利な拡張機能
フォルダの比較(Compare Folders)
VSCode上の2つのフォルダを比較するにはCompare Folders という拡張機能を使う。
インストールすると左に「Compare Folders」のボタンが追加される。
左ペインの「Click to select folders」をクリックするとフォルダを選択するダイアログが2回表示されるので比較したいフォルダを選択する。
フォルダを2つ選択し終えると左ペインに差分があるファイルの一覧が表示される。
ファイルを選択すると右ペインに差分が表示される。
選択した文字列を比較(Partial Diff)
ファイル単位ではなく選択した文字列同士を比較するにはPartial Diff という拡張機能を使う。
以下の手順で利用する。
- 比較したい文字列を選択する
- 右クリックし、「Select Text for Compare」を選択する
- 比較したい文字列を選択する
- 右クリックし、「Compare Text with Previous Selection」を選択する
上記手順の他にも、他のアプリでコピーしてクリップボードに入っている文字列との比較もできる。
その場合はVSCodeで比較したい文字列を選択し、右クリックし、「Compare Text with Clipboard」を選択する。