VSCodeのJava拡張機能をインストールする

以下の手順でVSCodeのJava拡張機能をインストールする。

  1. VSCodeを起動する
  2. Extension Pack for Javaを検索する
    Extension Pack for Javaを検索
  3. インストールする
    Extension Pack for Javaをインストール

Extension Pack for Javaは拡張のセットでVSCodeでのJava開発に必要な拡張を一括でインストールできる。
含まれる拡張は以下の通り。

  • Language Support for Java(TM) by Red Hat
    • Java言語サポート
  • Debugger for Java
    • Javaコードをデバッグする機能
  • Test Runner for Java
    • テストコードを実行する機能
  • Maven for Java
    • Mavenプロジェクトをサポートする機能
  • Project Manager for Java
    • Javaプロジェクトのエクスプローラー機能
  • IntelliCode
    • 補完機能

含まれる拡張
含まれる拡張

便利な設定

コーディングスタイルを指定する

java.format.settings.urlでコーディングスタイルの設定ファイルを指定する。
指定するファイルはEclipseで作成したフォーマット設定ファイルを使用する。

フォーマット設定ファイルを持っていない場合、Googleの設定ファイル以下から取得できる。

styleguide/eclipse-java-google-style.xml at gh-pages · google/styleguide · GitHub

また、1からフォーマットファイルを独自に作成する場合は、VSCodeでコマンドパレットを開き(ctrl+shift+p)、Java: Open Java Formatter Settingsを選択すると作成できる。

"java.format.settings.url": "フォーマットファイルパス",

URLを直接指定しても良い。例えば先述のGitHub上にあるGoogleの設定ファイルの場合はrawのURLを以下のように指定する。

"java.format.settings.url": "https://raw.githubusercontent.com/google/styleguide/gh-pages/eclipse-java-google-style.xml",

コマンドパレットを開き(ctrl+shift+p)、Format Documentを選択するとフォーマットされる。(ショートカットはshift+alt+f)

保存時にフォーマットする

editor.formatOnSavetrueにすると保存時にフォーマットされる。

"editor.formatOnSave": true,

Javaファイルを開いているときのみ適用する場合は、"[java]": { ... }で囲って以下のように指定する。

"[java]": {
    "editor.formatOnSave": true,
},

inlay hintを非表示にする

inlay hint(Javaの引数に表示される引数名のヒント)を表示しないようにするにはjava.inlayHints.parameterNames.enablednoneにする。

"java.inlayHints.parameterNames.enabled": "none",

以下の記事で詳しく説明している。
【VSCode】Javaの引数に表示される引数名のヒントを消す